楊さちこのブログです
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昔の香港女性の細さを保つ方法
香港にいる日本女性の中で一番長く香港に住んでいる女性が、マダム・マー。香港人男性のお嫁さんになったことがきっかけで香港に住み始めて47年たつという。お友達にしていただいて、そろそろ7年。彼女のお友達には、日本人スチュワーデス第一期生とか、あのインドネシアのスカルノ元大統領の奥さんであるデヴィ夫人をはじめ、日本領事館関係や、香港財界の夫人たちがいる。彼女自身もいろいろなタイトルを持っていらっしゃる。
リタイアして悠々自適の生活を送っている彼女の楽しみが毎週のゴルフと、なんとシンセンでのマッサージ。それで、1ヶ月も前からお約束をして、シンセンマッサージの旅に連れて行ってもらうことにした。
とにかく彼女はテキパキしていて無駄が行動がひとつもない。シンセンの駅の改札やイミグレーションでは、「私と一緒だと、速いわよ!だって、60歳以上の老人のところが使えるのだもの」。マッサージの時間までに30分あるからとショッピングセンターの日本人好みのお店の案内までしてくださった。そして、マッサージ。彼女のお気に入りのマッサージ師さんを私につけてくださったので、マッサージにとてもウルサイ私も大満足であった。マッサージをした後は、コレもマダム・マーのお気に入りの飲茶のお店でランチ。「ここはね、ランチタイムは混んでるので、いつも4時前に来るのよ」。たしかに4時前でも人でいっぱい。お味も上出来であった。その飲茶をしながら、マダム・マーがしてくださったお話がとても面白かった。
それは、彼女が、日本の有名デザイナー HANAE MORI(森英恵)のブティックを香港でされていたころのお話。「あの頃は、香港女性はチャイナ服が当たり前で、洋服の売っているブティックは、スワンクショップしかなかったわ。ちょうど世界中でミニスカートが流行ったときだったわ。日本に戻ったときに森英恵さんに会って彼女のブティックにでかけたら、それはそれは素敵なミニのワンピースやスカートがたくさんあったの。じゃぁ、香港でブティックを開きましょうということになって、オープンしたら香港女性が押しかけてきてね?。3年間セールをしたこともなかったくらいよ。驚いたのはね。オープンして1年目の香港女性のサイズは7号が中心だったのが、3年目になると、9号が中心になったのよ。」「えっ。それはどうしてですか?」と興味津々の私。
「もともとね、チャイナ服の下には、ローシルクの下着をつけるのだけど、それは,脇の下くらいから1センチ毎にサイズを測って作った今で言う矯正下着のようなもので、普通に着るとホックとホックの間が5センチくらい開いているの。それを息を吐きながら止めていくのよ。とてもきついの。その上からちょっとゆとりのあるサイズのチャイナ服を着ると動作がとても優雅に見えるのよ。」
「はぁ?っ(ため息)」
「あの頃の香港女性はみんな姿勢がよかったわ。それは、あの下着のせい、前にかがんだりとかもできないのよ。だから昔のおうちなんかの電気のスイッチは足元にあるの。チャイナ服で自由に動かせるのは、足だけだから。足で電気のスイッチをつけたり消したりするのよ。」
「その下着、私も作りたいです。」
「今は、そんな面倒なことする職人がいなくなってしまってよ」
「。。。(ガックリ)」
「もっとやせるに関連するお話を聞かせてください。」「そうね?。やせるということで思い出したけど、わたしは二人目の子供を香港で生んだの。それはね、香港マダムに教えていただいた、目の玉のでるほどお高い産婦人科のお医者様がいて、子供を生んだあと、‘赤ちゃんは、看護婦さんやばあやにまかせて、あなたは今からやせることだけを考えましょう‘って言ってね、おなかにものすごくきついコルセットを巻くのよ。それからね、頭に御本をのせて歩いたり、いろんなエクササイズをさせられるの。10日間の入院生活で、コルセットのサイズが3回変わって、退院するときには、妊娠前より素敵なプロポーションに戻っていて、ほんとに体に羽が生えたようにかるーくなった感じがしたわ」
マダム・マーのお話を聞いていると、わたしもマダム・マーの経験されたことを一緒にしているような気になっているほど話に没頭してしまった。もちろんおいしい飲茶のお味も、帰り道どんな風にご挨拶をしてマダム・マーとわかれたのかも忘れてしまったほどだ。
そこで、決心したことが2つある。一つ目は自分の生活について。「からだに楽チンな服を着るのはやめよう! 家でもジャージなんてもってのほか。」
ふたつめは、「シルクのオーダー下着屋さんを探そう!」→これは、かなり難度が高くまだまだみつかってはいない。

by yo_sachiko | 2007-01-29 11:22 | 美容・健康
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