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「男の子のクセに」というような決め付けはしたくないと思っている私。
息子は、子供用のクッキングの本を買って、朝ごはんにサンドイッチを作ってくれたり、フルーツをきれいに切ってくれたりする。また、パパと一緒に、アワビを洗ったり、もやしのひげをとったりもしている。 そして、食事のときに、どの料理のどの部分を自分が担当したのかを私に説明してくれる。 実は、去年の夏から、息子が時々、「クロスステッチがしたい」とか、「編み物って面白い?」とか言うようになってきた。最初は聞き流していたのだが、あまりにも熱心にいうものだから、夏の終わりに、簡単そうなクロスステッチの刺繍セットを買った。そして、イザ!始めようという時になって初めて、難しそうだと気付いた息子がいた。それが、先々週また、「クロスステッチがしたい!」と言い出した。去年せえへんかったやんと思いながらも、何でこんなことをまた言い出すのかを考えた。 そこで思いついたのが、もしかして、息子は、クロスステッチがしたいのではなく、刺繍をしたかったのではないのか?息子の知識の中では、クロスステッチ=刺繍だったのではないのか?と思い至り、いろんな方角から質問してみたら、「糸と針を使って、布に絵を描きたい」ということが判明。 それなら、いろんな縫い方を教えてあげよう。最初に、波縫いくらいの簡単さだけれど、なんか凝って見える、クロスステッチから始めよう!と決心した。 カタチからはいるのがそれっぽくっていいと思ったので、刺繍の材料を揃えてあげよう。 香港では、デパートや専門店で、刺繍関連のモノを買うよりも、公設市場の上の階にあるような小さなお店で買うのが安いので、市場に行ったついでに、10色の刺繍糸と、針と、刺繍用の木の枠15㎝のを2つと、可愛いボタン10個と、何色かのフエルトと、2本のチャコペンシルを手に入れた。全部で1000円しなかった。 最初は刺繍枠は使わずに、(でも、刺繍をするという雰囲気づくりのために準備)、フエルトに、刺繍糸で縫うことをしよう!と息子に提案。 四角のフエルトを枠撮りするような線をチャコペンシルで描いて、チェーンステッチをする。息子が一枚、私が一枚持つ。そして、隣同士に座って、針の動きを教えることに。 たかがチェーンステッチと侮ることなかれ。刺繍糸の取り方、針への通し方、糸止めの仕方、針の持ち方、刺繍糸を引っ張る力具合と、かなりのステップがある。 なるべく手伝わずに、「すごいな?。はじめてやのに、こんなにできるねんね?。」と褒めまくった。 一日目の感想として、「針と糸で、こんなことができるなんてスゴイ!」だった。
by yo_sachiko
| 2008-05-22 00:19
| 子育て
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