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息子の学校は、英語と北京語の授業がある。
英語で学ぶ時間は英語以外話してはダメだし、北京語の時間は北京語以外話してはダメ。 そして、英語の授業にも、北京語の授業にも毎月テーマがあって、それに沿ってすべての課目が進行する。 例えば、今月の英語の授業のテーマは、「南極」。 先週の金曜日、学校から帰っていた息子に、 「宿題はどれだけあるのん?」 「ちょっとだけ、チャイニーズがないから、簡単!」 「いくつあるの?」 「2つ」 そうか、それなら、夜はお客さんがあることだし、と、気を許した私がバカだった。 土曜日の午前中にちょっと公文をして、昼から夕方にかけては、日本から来ている友人と息子を連れて飲茶に行き、息子に請われるままに本屋さんめぐり。息子も私も6冊ずつ本を買って、ごきげんさんで家に帰った。 「そしたら、公文してしまおうか?」 「靴箱がいるねんけど。。。」 「何に使うのん? もしかして宿題?」 「うん。北極でエスキモーのおうちがあって、ペンギンが4羽いて、一羽が死んでて、アザラシがいてて、ポーラベアがいてて、アルバトロスがいてるねん。それを靴の箱の中に入れて、箱に穴をあけてそこから見るねん」 「それ、もしかして今から作るのん?」 「うん。紙粘土で、、」 「何でもっと早く言えへんの。家にはないで~。今日の本屋さんに売ってたのに!!!」 その時点でまたまた夜の7時。 何が簡単やのん!とぶつぶつ言いながら わたしは、頭の中で計算した。 今から、ラフデザインを考えて、明日の朝、紙粘土を買いに行ったとする。それから作って、乾かして、色を塗って、乾かして。。一体いつになったらできるのやら。。 あ~めんどくさい。なんか他の簡単な方法はないやろうか? 「けんゆう。それって、絶対紙粘土で作らないとあかんのん?」 「別に、ほかのんでもいいよ。」 「それやったら、わたし、折り紙で作ってあげる。」 私が、ペンギン、アザラシ、アルバトロスは折り紙で作ること、ペンギンを作って、アザラシを作って、アルバトロスは、ツルでええわ。ホッキョクグマは、犬をちょっと改良して、、、。 人間は「奴さん」しか折れないので、ちょっと無理があるから、おもちゃのレゴの人間を使うこと。 紙箱は、また、箱の中を白く塗るか、白い紙を張るのは面倒やから、発泡スチロールの箱にしよう!エスキモーのお家は、、、 「けんゆう、冷蔵庫のヨーグルト食べ!その入れ物に、お化粧するときのコットンを張り付けて!!」 「けんゆう、先に、動物たちはどんな大きさがいいのか、発泡スチロールの箱のを大きさを考えてから、教えて!それで作るから。。。」 わたしが、髪を振り乱して作っている間、息子は、できた折り紙に色を塗ったり、アルバトロスを吊るすために針に糸を通したり。 そして、すべての折り紙ができてから、一言。 「先生にどうやって作るの?って聞かれると思うから、ちょっと教えて。」 私は、日頃 息子にどうやって日本の文化を伝えたらいいのかを考えていたのだが、ちょうどいいチャンス。自分から教えてって言ってきたので、普段のお勉強よりも、理解度が高く、3回ずつ位一緒にしたら、形はともあれ、作り方は学んでくれたようだった。 すべて終わったのは夜の12時。 息子の満足感よりも、私の達成感のほうが大きかったような気がする。 あとの一つの宿題は、自分でしてな!
by yo_sachiko
| 2008-09-09 10:50
| 子育て
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