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知り合ってもう10年以上のジーンさん。ご主人は香港理工大学教授。ご本人はバンカー。息子さんはイギリスに留学している。典型的な香港の働く女性像である。
そんなジーンさんから、「香港返還10周年記念にビクトリアハーバーで打ち上げられる花火を船上から見ましょうよ!」との家族まるまるでお誘いを受けた。 ビクトリアハーバーには、香港の夜景を楽しみながらお食事もできるというクルーズ船があり、昔々私がツアーガイドをしていたときには、毎週のように日本からの観光客をご案内していたことを思い出した。そういえば、長い間海の上から香港島や九龍半島の夜景を見ていない。 息子にとっては初めての体験だしと、とっても楽しみにしていた。船は午後の6時15分にノースポイントの船着場を出発。戻ってくるのが10時半だということだから、約4時間のクルーズだ。 船は2階部分がふきっさらしで、3階部分がレストランになっている。 3階部分は丸テーブルが30卓。300人以上がこのクルーズを楽しむ。食事は、和洋中のバッフェスタイル。中央には舞台がしつらえてあり、そこではフィリピンバンドがエキゾチックな音楽を奏でていた。(音楽がとても大きく、隣の人の声も聞こえないくらいであったが、もし、この音楽がなければ、おしゃべりが大好きな香港人が300人も集まると、そのおしゃべりの声の大きさに隣の人の声も聞き取りにくくなり、余計に大声になってしまう×300人になるので、どっちがいいのかはわからない。)船が港を出るときは外はまだ明るかったのが、食事が進むに連れて暗くなりかけたかと思ったら、夜景の明かりが灯り出し、昼間よりもゴージャスな景色に変わっていく。午後8時15分からの花火開始に備えて、2階に下りる。 花火は、ビクトリアハーバーに浮かぶ船から上がるものだと思っていたのだが、最初は、香港島の背の高いビルからビーム光線のようなものが出始めた。「ええっ?」と思っている間に、その背の高いビルの後ろから、びゅーん、びゅーんと花火があがっていく。 そして、くるくるとあがるもの、日本の花火の「たまや?」といいたくなるものなど、いろんなタイプの花火があがり、そうしている間に、船からも花火が上がっていく。 息もつかせてくれないくらいの、花火の目白押しであった。実は今の季節の香港は夜でも暑い!気温も高いが湿度も高いサウナ状態。3階のクーラーききまくりのレストランの出口を一歩出るとめがねが曇って何も見えなくなるくらい。でも、花火を見ている間は、その暑さも湿気も忘れていた。 周りの人も、花火が終わったとたんに「暑いな?」とか、「のどがかわいたな?」といい始めた。みんな、花火に見入っていたのだ。
by yo_sachiko
| 2007-07-02 22:22
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